おなかが空いたとき、夢中になって飲んだり食べたりしてしまったことはありませんか?
その原因は、食欲旺盛だからだったり、ストレスによる暴飲暴食だったり、女性なら月経の影響だったりと、原因は個人によって様々です。
過食になる原因と、その対策を紹介します。
目次
過食が起こる原因
1.低血糖症
クッキーやアイスクリームといった甘いもの。
白米や白パン、加糖飲料といった精製された炭水化物を食べると”血糖値”が急激に上昇します。
その血糖値を下げるために”インスリン”というホルモンが過剰に分泌されます。
そうすると、逆に血糖値が下がり過ぎることになるため、今度は脳を守ろうと”食欲”が沸き起こるのです。
同時に血糖値を上げるためにアドレナリンなどが分泌されます。
アドレナリンは「攻撃ホルモン」。キレたときのような興奮状態を引き起こすため、発作的な過食を起こします。
2.脳の栄養不足
「ビタミンB群」……大切な神経伝達物質です。脳の食欲中枢と、満腹中枢を機させるための材料に使われます。無理な食事制限や、過食による糖質過多で欠乏状態になります。
「亜鉛」……過食と拒食の両方に関係しています。適度な食欲と満腹感を得るために必要な栄養素です。
過食を防ぐ方法
現在、私が取り組んでいる方法です。
※独自の方法で、医師からの指導は受けていません。
1.自宅に不必要な食べ物を置かない
過食のスイッチがONになると、視界に入った物を食べ尽くす勢いで次からつぎへと食べてしまいます。
だから根本的な対策としてお菓子の買い置きは減らしています。
2.温かいドリンク・スープを飲む
キッカケは、AV男優のしみけんさんが、”体温以下のものは口にしない”という生活を実行されていると知ってから取り入れるようになりました。
また、私は運動不足と筋肉量が少ない(つきにくい)体質のため、体温が上がりにくいようです。
だから、食べ物のカロリーを過剰摂取して、体温を無理矢理に上げる傾向があるのではと思い、身体を冷やさないようにするために始めました。
月経以外で、お腹が痛くなることがほとんどなくなりました。
3.酸味のあるものを食べる
私の場合、頭がボーッとしながら無心で食べ続ける傾向があります。
そんなときにショックを与えて頭を覚醒させ、正気に戻りやすくしてくれるのが「酸味」でした。
甘酸っぱいので良いのですが、ポイントは酸味>甘さの比率。
一番しっくりきたのは、海外から個人輸入したビタミンCタブレット。ポリポリとした食感なのも良いです。
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4.サラダ(野菜)をストックしておく
これは準備段階なので実行できていませんが、「食べたいなら食べたら良いじゃない」という妙案です。
ただし、お菓子系ではなく野菜のような淡白な味のする食品を摂るという条件。
スーパーでは、お弁当の具材に詰められるような完成した商品が売っています。それらであれば、甘いものを暴食するよりはマシと感じてのことです。
5.専門家に相談する
本当は一番最初に書いた方が良さそうですが、あえてこの位置にしたのは、見てくれている人は自己解決できる方法を探していると思うから。
受診するとなると心療内科や精神科になるかと思います。
以前よりは敷居が低くなりましたが、まだまだ行きにくい場所だと思います。
でも、長いこと悩み続けてきているのなら一度行ってみてください。
現状を知り、原因を探ることも治療法の一つです。