日本郵便がフリマアプリやオークションサイトで提供するe発送サービス。
このサービスをを利用して荷物を発送した後、購入者(落札者)からお問い合わせを受けたことはありませんか?
例えばこのような内容です。
「取り引きページの配送状況が更新されない」
「荷物の追跡ができない(”お問い合わせ番号が見つかりません。”と表示される)」
どれも緊急で対応が必要なものなので焦ってしまいますよね。この記事では、e発送サービスに関するお問い合わせ先を探している方のお悩みを解決します。
目次
1. e発送サービスサポートセンターの電話番号は0120-221-382
まず始めにお問い合わせ先となる電話番号を紹介します。電話をかける前に「お問い合わせ番号(追跡番号)」や、発送手続きを済ませた後に発行される「お客様控え(e発送サービス受付確認票)」を手元に用意した状態でおこなうとスムーズに話が進みます。
《e発送サービスサポートセンターの電話番号》
- 0120-221-382(フリーダイヤル)
この電話番号は、次のフリマアプリ・オークションアプリ共通のお問い合わせ先として使われています。
- メルカリ
- ヤフオク!
- ラクマ(旧フリル)
- ペイペイフリマ
- モバオク!
2. お問い合わせは24時間対応・土日祝日も営業している
1章で紹介した電話番号(0120-221-382)に連絡するとオペレーターに繋がります。
お問い合わせが集中して混み合っていると自動音声のアナウンスが流れます。オペレーターに繋がるまで待機するか、電話を一度切ってかけなおしましょう。
オペレーターと話せるようになったら、発送した荷物に関する情報を分かる範囲で詳細に伝えましょう。例えば次のような情報です。
《オペレーターに伝えたい情報の一例》
- お問い合わせ番号(追跡番号)
- 差し出した店舗・場所の名称(例:ローソン●●店のスマリボックス、●●郵便局のゆうゆう窓口)
- 差し出した日付・時間
- 郵便物の特徴(例:A4サイズの茶封筒、ゆうパケットプラス専用ボックス)
この情報は「お客様控え(e発送サービス受付確認票)」に全て記載されています。緊急時のためにも配達が完了するまでは捨てないで保管しておくようにしましょう。
3. e発送サービスサポートセンターで解決できないお問い合わせ
24時間・休日も開業してサポートしてくれる心強い味方ですが、何でも解決できるわけではありません。
ここでは、e発送サービスサポートセンターに電話連絡しても解決できない可能性がある事例を3つ紹介します。
その1. 追跡サービスの情報反映が遅れている
発送日から2日以内であれば、追跡システムとお問い合わせ番号の連携が遅延して表示されていないことが考えられます。3日以上待っても反映されなければ、 その2. 郵便物が返送されている最中 を参照してください。
その2. 郵便物が返送されている最中
発送日から3日以上経過しているのにお問い合わせ番号が反映されない場合は、なんらかの理由で配送が中止となって荷物が返送されている可能性が考えられます。理由の多くは規定サイズを超過していることが挙げられます。
e発送サービスサポートセンターから荷物を集配した郵便局に連絡し、確認してくれるので連絡を待ちましょう。
各種発送方法で設けられている規定サイズ・重さは次の通りです。
《規定サイズ・重さ》
- ゆうパケット
- 大きさ:3辺合計60cm以下、長辺34cm以下、高さ(厚さ)3cm以下
- 重さ:1kg以下
- 対象サービス:ゆうゆうメルカリ便、ゆうパケット(おてがる版)、かんたんラクマパック(日本郵便)、らくらく定額便
- ゆうパック
- 大きさ
- ゆうゆうメルカリ便:3辺合計100cm以下
- ゆうパック(おてがる版)、らくらく定額便(ゆうパック)、かんたんラクマパック(日本郵便):3辺合計170cm以下
- 重さ:一律25kg以下
- 大きさ
- ゆうパケットプラス
- 大きさ:長さ24cm、幅17cm、高さ(厚さ)7cm以下
- 重さ:2kg以下
- 対象サービス:ゆうゆうメルカリ便
その3. 追跡(引受)処理をしていない状態で輸送されている
お問い合わせ番号が付いた郵便物は、追跡サービスに登録されることで「引受」というステータスが表示されるようになり、荷物を追跡できるようになります。
追跡サービスへの登録作業は、郵便局のスタッフが1通ずつバーコードやQRコードを機械で読み取っておこなっているため、登録漏れが発生することがあります。
登録が漏れた場合、追跡サービスのステータス表示は配達を担当する郵便局に到着しない限り更新されません。荷物の到着を待ちましょう。
引受登録が漏れた追跡システムの履歴情報は、このような表示になります。
まとめ
最後にe発送サービスサポートセンターについてまとめます。
- e発送サービスサポートセンターの電話番号は0120-221-382
- 電話のお問い合わせは24時間・土日祝日も対応している
- e発送サービスサポートセンターでは解決できないお問い合わせ内容がある
e発送サービスサポートセンターは、困った時にいつでも頼れる良心的な窓口ですね。
ただ、送付する荷物はサイズオーバーしないようにするなど、送り主自身で注意することも大切です。余計な時間が掛かるだけではなく、返送後の再発送となれば購入者への商品到着が遅れ、築き上げてきた信用を失うことに繋がり兼ねません。
余裕を持った梱包を心がけましょう。
郵便物を間違えて発送してしまった場合、配達を中止する「取り戻し請求」というサービスがあります。荷物を送る側になることが多いのであれば、こちらの手続きのやり方も覚えておくことをおすすめします。
詳しくはこちらの解説記事をご覧ください。